苫小牧に近づいてくると、だんだん霧が出てきてやがて霧しか見えなくなった。まあ苫小牧ならよくあることか。到着も10分ほど遅れるとのアナウンスがあったので、ラウンジで前の霧景色を時々見ながらうだうだしていたが、ふと横を見ると、
もう接岸してるじゃないですか
あれまいつの間に。ほぼ同時に到着のアナウンスが。慌てて準備して 上陸。 一足先に上陸したloonyは富良野に向かったらしいので、途中のダートを試しつつ後を追うことにして、 出発。 とその前に メーター写真を撮っておかねば。まずは給油してから、R234を進む。炭坑厚真川林道は通れないとの情報があったが、厚真川林道ならいけるだろうとの読みで早来から道道にそれて厚真ダム方面へ。はたして炭坑厚真川林道は厚真川林道との分岐からゲート閉鎖だった。よしよしと厚真川林道を進む。
このころには天気もすっかり晴れ上がって、地図に書いてあるとおり走りやすいダートを足慣らしペースで進んでいくと、なんと
通過は断念して国道まで引き返す。loonyと合流する予定がくるいそうになってきたのであとは国道で進む。 福山のパーキング まで来たところでloonyに電話。占冠にいるとのことだったので、道道610で向かう。ダート区間があるがloonyも通ったそうなので確実。
道道610は車も通る フラットダート。 渓谷沿いの部分 もあって楽しい。途中には 赤岩青巌峡 なる景勝地もあるし。loonyは既に占冠にいるのを知りつつも、写真を撮る誘惑に負けつつ進んで 占冠に到着して、 loonyと合流。 おまたせ。ということでようやく 遅めの昼食。
双珠別林道はよくしまったフラットダートできついカーブもなく走りやすい。次第に山の中に入ってきて雰囲気もいい感じになってきたと思ったら、
閉まっている理由は書いていなかった。ゲートはナンバー錠でロックされている。でもバイクなら脇を抜けられそう。ということで 脇を抜けて行ってみることにした。 でも車は無理なので 中川さんとはここでお別れ。ダム湖畔を進んでいくと、釣りに来ている車が一台。どっから来たのかと聞いてみると、
さっきのゲートは開ける方法があったらしい。
あれま。でも反対側はどうなってるか知らないとのこと。とりあえずは行けるところまで行く。その後も双珠別林道は素晴らしく気持ちのいい道だった。今のところloony一押しというのも頷ける。SLで来て良かったと初日にして思えてしまった。ダム湖畔を過ぎると水量の豊富な沢沿いの道になる。なぜか蝶がたくさん飛んでいた。
緩やかに登っていくとやがて あたりは開けてきた。 この辺の変化もまた素晴らしい。終盤は再び 森の中を下っていく。 こちら側のゲートも閉まっていたが、また脇を抜けて通ることが出来た。今度の鍵は南京錠だったから、さっきのゲートを開けられても中川さんは結局こっちでハマっただろうからまあ結果オーライですな。
無事トマムに出られたところで給油して、帯広に向かうべく狩勝峠を目指す。R38は峠の登りでもながーい直線。北海道だなぁ。最後の登坂車線ありの部分でようやくカーブが、 と思ってたらすぐに峠であやうく通過するところだった。 狩勝峠で休憩。 帯広の実家に連絡を入れてから出発。
国道は退屈しそうだったので、新得から道道を繋いで帯広へ。日が暮れゆく中、最後の帯広市内で一年ぶりなのでちょっと遠回りになったが無事に 実家に到着。
今年は 猫がお出迎え。 この前の冬から実家にやってきた新顔で、まだ一歳未満の子猫という話だったが、なりはもう立派な猫だった。でも中身はやっぱりまだ子猫らしく 箱があったら入ってみたり、 人が何かやっていたらちょっかいだしてみたり、と落ち着きがない。 かまってあげたらすぐのってくるし、 かわいいからいいんだけど。
さて、明日は道東大規模林道に挑戦。オフ車で来たからには、やはり一度は走っておきたいものである。
本日の走行距離、約310km。